親孝行のための「家族信託」活用事例&実践ガイド
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行政書士

家族信託プロフェッッショナルガイド【行政書士編】

行政手続きを専門とする法律家が、行政書士です。遺言・相続や契約書の作成、成年後見など、国民にとって身近な相談を受けていることから「街の法律家」と呼ばれることもあります。主な業務は、書類作成業務・認可申請の代理・相談業務の3つ。書類作成や提出代理などの業務を通じて顧客をサポートしています。

国家資格である行政書士の合格率は10%程度。難易度の高さから、豊富な知識が必要な専門職種であることがわかります。法律の専門家として顧客の相談を解決してくれるでしょう。

家族信託を行政書士に相談するメリット

行政書士の業務には書類作成業務があるので、信託契約書の作成を安心して任せられます。また家族信託を得意としている、専門として扱っている行政書士が多いのも、大きなメリットです。契約内容の設計から契約書の作成、公正証書の作成にも慣れているので、契約書の作成を一任できるでしょう。

また弁護士に相談する場合と比べて、費用が安いこともポイントです。家族信託を弁護士に依頼した場合の費用相場は45〜60万円と言われていますが、行政書士に依頼した場合の費用相場は、20万円程度に抑えられます

家族信託を行政書士に相談するデメリット

行政書士に依頼した場合のデメリットは、書類作成しかしてもらえないことです。信託財産に不動産が含まれている場合、信託登記が必要になりますが、行政書士は登記を行えません。このため、登記に関しては司法書士や弁護士に依頼することになるでしょう。

家族信託を行政書士に依頼した場合の費用相場

家族信託を司法書士に依頼した場合の費用相場は約20万円です。依頼した司法書士によっては20万円を下回ることもあります。費用の内訳は以下の通りです。

行政書士に依頼した場合の手続きと流れ

行政書士に家族信託の手続きをする際の流れを確認しておきましょう。

行政書士事務所への問い合わせ

行政書士事務所に問い合わせて、家族信託の相談をしたいと伝えます。後日面談日時を決定し、依頼者へのヒアリングが行われます。

行政書士事務所を選ぶ際には、家族信託の経験や実績のある行政書士が在籍している事務所を選んでください。家族信託の相談経験のある行政書士は多いですが、中には未経験の方もいるので注意が必要です。

面談

面談にて依頼者の希望や意向のヒアリングを行います。面談の際には保有する財産の内容や信託したい財産の範囲、受託者や受益者への要望などを行政書士に伝えます。

家族信託プランの作成

面談後、1〜2周間程度で家族信託のプランを作成します。ヒアリングした内容をもとに依頼者にとって最適な家族信託をプランニングしてもらえるでしょう。プランニング案ができたら、一度依頼者と打ち合わせを行い、最終的な契約内容を決定していきます。

プランの実行

家族信託プランが完了したら、実際に信託契約書を作成して公正証書化し、信託契約を締結させます。

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家族信託で実績多数の専門家

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