【特集】セミナーに行こう
最近、TVなどのメディアでもよく取り上げられるようになった「家族信託」。解説している書籍が多数登場しているほか、家族信託について紹介しているセミナーも各所で開催されているようです。
こちらでは、家族信託のセミナーに参考しようと思っている方向けに、どんなことが学べるのか、またどんなポイントに注意して聞けばいいかをまとめています。
家族信託セミナーで学べること
家族信託のセミナーは、さまざまなところが主催をしています。司法書士法人がやる場合や、不動産会社がやるケースなど、各社で展開がされています。家族信託はまだまだ認知度が高いとは言えないため、基礎的な内容でのセミナーを展開しているところが多いようです。セミナーに参加する際は、実際にどんなことを学べるのかを把握した上で臨むようにしましょう。
家族信託の仕組み
家族信託のセミナーは、そもそも家族信託をよく知らない・これから学ぼうと思っている方が多く参加されています。そういった方々に向けて、家族信託がどういう仕組みであるかを解説しているものが多いです。仕組みを知った上でメリットを知ることで、より効果的に家族信託を利用することができます。
ネット上の記事や書籍では分からなかったことでも、具体的な事例などを用いながら紹介してもらえるので、そもそも仕組みが分からないという人にもセミナー参加はおすすめです。
相続対策・事業承継対策などの切り口からみた家族信託
財産管理といった面から、実際に相続・事業承継を行う場合のケースに関しても紹介しているセミナーもあります。家族の資産も不動産や事業など多岐にわたります。自分のケースで、家族信託がどう活用できるか悩んでいる方にとっても、セミナーは有効です。
相続税や贈与税など、お金がからむポイントになるため、各ケースにおいて家族信託の事例を聞いておくことで実際の活用イメージを明確にすることができるでしょう。
個別に相談できることも
セミナーの中には、講演後に個別で相談できるケースもあります。司法書士などの専門家に自分の場合はどう活用できるか質問をすることで、より具体的な回答を得られるでしょう。
講演で聞ききれなかった疑問や、より自分ごとに落とし込んだ内容を聞いてみることで、将来への不安が解消されるかもしれません。
家族信託を活用したい企業向けのノウハウ
個人向けに限らず、家族信託をサービスとして展開したい不動産会社や保険会社向けに司法書士の方がセミナーを開催するケースもあります。お客さんの中に将来の不安を抱えている人がいる場合や、企業としてどう取り組むべきかといったノウハウを知ることができます。
認知症対策を考える人は増えていますし、そういったお客さんの役に立ちたいと考える企業も多いでしょう。そういった場合に、まず仕組みやメリットを把握した上でどんな事例があるかをセミナーで学び、企業の新たなサービスとして展開するのも一つの手と言えます。
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